手ぬぐいブラの作り方

このページでは、手ぬぐいブラ手作りキットお買い上げのお客さまに、手ぬぐいブラの作り方をご紹介いたします。手ぬぐいブラ手作りキットの販売ページはこちらです。

手ぬぐいブラ手作りキット(準備中)

キットを開封する前に必ずご確認ください!

ご購入くださったキットを使って作ったブラの仕上がりサイズは

・幅(縦の長さ)は約16.5cm

・長さ(横の長さ)は約88cmで、

バストトップのサイズが目安として88cmまでの方向けです。

★上記のサイズで問題のない方、またはあらかじめ長さを変更してお買い上げの方は

次の「1.準備」へお進みください。

★サイズがご心配な方は、キット開封前にヌードでバストトップのサイズを測ってください。

バストトップが88cm以上の場合は、お作りいただいてもご使用いただけない可能性があります。

恐れ入りますが、カスタマーサポートで交換についてご相談ください。

1.準備

キットの内容をご確認ください。

★手ぬぐい 1枚

★肩紐 1本(長い方)アンダーバスト用紐 1本(短い方)

(どちらの紐も、片方の端は縫っていない状態です。紐が長すぎる場合に切ってご使用いただくためです。)

★タグ 1枚

(もし不足や不具合がありましたら、恐れ入りますがカスタマーサポートにご連絡をお願いいたします。)

用意するもの

★縫い針 まち針(ミシン)

★お好みの糸

(縫い目を目立たせたくない場合は、紐や手ぬぐいの色に近い色を選んでください)

★定規 メジャー

★チャコペン等(後から消せるタイプがベター)

★アイロン

★紐通し(安全ピン等で代用可)

 

2.手ぬぐいの長さを決めて、余分なところを裁断する

仕上がり寸法+手ぬぐいの両端を三つ折りする分を2cm足して裁断します。

まず、手ぬぐいの長さを決めるために、バストの一番膨らんでいるところをヌードで測ります。

(モデルのオスカルはブラの上から測っていますが、ヌードで測ってくださいね!)

鏡で見たりしながら、メジャーが水平になるよう測ります。

バストの大きさや測り方によって誤差が出ることも考えられるので、メジャーでの計測だけで心配な場合は、実際に横に半分に折った手ぬぐいをヌードで巻いてみてください。

締め付け過ぎず緩過ぎず自然にフィットするよう、胸の谷間で左右の手ぬぐいの端がピッタリつくぐらいが、ちょうどいい長さの目安です。

ヌードで計測した長さと手ぬぐいを巻いた長さとを比較して、長い方のサイズを採用してください。

オスカルの場合、メジャーでの計測は80.5cm、手ぬぐいでの計測は81cmでした。

仕上がり寸法が81cmにするために、手ぬぐいの両端を三つ折りする分を2cm足して、83cmの手ぬぐいの長さが必要なので、余分な手ぬぐいをカットします。

 

3.胸側の紐通し穴を作る

写真の◯印部分の紐通し穴を作ります。

端のほつれがあれば切ります。
 手ぬぐいを開いた状態で裏側が上になるように置き、手ぬぐいのほつれがある方の端(短辺)から5mmのところを端から端まで折ります。
まち針を抜きながら、アイロンをかけます。
さらに5mm折ります。
アイロンをかけます。
手ぬぐいの長辺を上にして、外表になるよう横半分に折り、中心線にアイロンで跡をつけます。
手ぬぐいを裏側が上にくるように開いて、今つけた中心のアイロン跡から左右に2cm、計4cmの線をチャコペン等で引きます。

(できるだけ手ぬぐい本体側に)

★このページでは手縫いでご紹介していきますが、ミシンでももちろん縫えます。

手ぬぐいを開いたまま、引いた線の上を縫います。

ほつれやすいところなので何度か縫います。

手縫いの場合は2回目から手ぬぐいを表に返して縫うと縫い目が綺麗になります。

(左下が2回目、右下が3回目の写真)

同じ要領で、もう片方の端も縫います。

 

4.タグをつける

★手ぬぐいを横半分に折っている場合は、一度開いてください。

タグは、ブラを着けた時に背中の真ん中にくるようにつけます。

手ぬぐいを長辺の方が上にくるようにして外表に縦に半分に折り、中心の部に印をつけます。(写真は見やすいようまち針を使っていますが、チャコペン等がベターです)

中心に印をつけたら、手ぬぐいの表側が上になるように開きます。

タグの位置を決めるために、後から縫うところに先に印をつけます。

中心のアイロン跡から、左右に10cmずつ計20cmチャコペン等で線を引きます。手ぬぐいの長辺側から3mmぐらい下の位置です。

タグを手ぬぐいに縫いつけます。

タグは先ほど引いた線のすぐ下に、線に重ならないように縫います。

また、手ぬぐいは折らずに開いた状態で縫います。

タグの縫い方に決まりはありません。タグが小さいのでミシンが使いにくい場合は、左下の写真のように紫色のペンで印をつけた四ヶ所だけ手縫いにするのもいいと思います。

 

5.背中側の紐通し穴を作る

★ここから先のステップは、手ぬぐいを外表に横半分に折った状態(布が二枚重なった状態)で進めます。横に二つに折ったアイロン跡がわかりにくい場合は、再度アイロンをかけてください。

一つ前のステップでタグの上部に引いた、20cmの線を縫います。

20cm縫った線の2cm外側に、左右とも印をつけます。

今つけた印から2cm下にも、左右とも印をつけます。

印をつけた四ヶ所を結んで線を引き、線上を縫います。

 

6.胸側の端を縫う

「3.胸側の通し穴を作る」で縫った部分の延長線を、手ぬぐいの長辺側の端まで引きます。
引いた線上(わかりやすいよう黒い糸を使いました)を手ぬぐいが重なっている状態で縫います。

縫い始めと縫い終わりの3cmぐらいは、ほつれないように何度か縫います。(◯印のところ)

「3.胸側の通し穴を作る」で縫った赤い糸の横は紐が通る穴になっていますので、縫わないようにしてください。

 

写真は右側のものです。左側も同じように縫います。

 

7.手ぬぐいの周辺を縫う

背中側が上にくるように手ぬぐいを置きます。

左右の端からそれぞれ2cmのところ、下の端から2cmのところに線を引きます。その線上を縫います。(手ぬぐいが大きくて全体を撮れないため、写真では端切れを使用しており、実際の縮尺とは異なります)

写真の↕︎で示した部分は、ほつれ防止のため3cm程度繰り返し縫います。
背中側から見ると、縫い目はこのようになります。
胸側から見て左右の端を合わせると、このようになります。

これで、ブラ本体が縫い終わりました!!!

 

8.紐を通す

紐通しに紐を通します。
まず肩紐から通します。

キットに入っている2本の紐のうち、長い方が肩紐です。

ブラ本体を背中側が見えるように置き、右肩側から紐を通し…

同じく背中側の左肩側から紐通しを抜きます。

タグを中心にして、右側にも左側にも同じぐらい紐が出るぐらいにします。

ブラ本体をひっくり返し、今度は胸側が見えるように置きます。

紐がねじれないように左胸側の上の穴から通して…

左胸側の下の穴から抜きます。
さらに右胸側の下の穴から通して…
右胸側の上の穴から、紐の端が穴から出るまで抜き切ります。
今度は、右の背中側に残してあった紐の端に紐通しを付け替えて、右胸側の上の穴から通し…
右胸側の下の穴から出して、左胸側の下の穴から通し…
左胸側の上の穴から抜き切ります。
肩紐を通し終わりました。
肩紐の長さの調節は、この部分でできます。

続いてアンダーの紐を通します。

ブラ本体の下の右胸側から通して…
左胸側から抜きます。
アンダー紐を通し終わりました。

 

9.試着をして紐の長さを決める

ヌードで試着してみて、肩紐とアンダー紐の長さを決めます。

紐が長すぎる場合は余分な紐を裁断します。紐の端の始末をする際に内側に折り込む分(0.5~1cm程度)を考慮して裁断してください。

 

10.紐の片端を始末する

肩紐もアンダー紐も同じ要領です。

一度紐の端を開いて、ほつれのある側を内側に折り込みます。アイロンをかけると縫いやすいです。

開いていたところを閉じます。

ほつれてこなければ縫い方はなんでも構いません。手縫いの場合はコの字まつり縫いが綺麗に仕上がると思います。

 

完成です!!!おめでとうございます!!!

 

手ぬぐいふんどし手作りキットで作ったふんどしとお揃いで着けるとこんな感じになります。

ご愛用いただけると嬉しいです!!!

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